【本】話し方で 損する人 得する人【レビュー】

コミュニケーション
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人は、日常生活を送るうえで少なからず誰かとコミュニケーションをとります。

その中で、自分では普通にしているつもりでも、相手の反応がイマイチだったり、

知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、気分を害してしまっていることもあるかもしれません。

それは、コミュニケーションにおける「話し方」によって、相手への伝わり方が変わってしまうため生じるものです。

今回は、「話し方で 損する人 得する人」(著者:五百田達成)を読んだので、それについて書いていこうと思います。

目次

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この本はどんな人におすすめか

・過去に他人とのコミュニケーションで悩んだことがある人

・相手に伝えたいことがあるが上手く伝えられない人

・自覚はないが他人とのコミュニケーションに問題がないか気になる人

他人とのコミュニケーション方法は、自分が他人から受けてきたコミュニケーションに影響されて知らず知らずのうちに培われるものも少なからずあると思います。

よって、自分では何の気なしに発した言葉が、その相手によっては不快に感じられたりすることもあります。

この本は、一つのコミュニケーションにおいて「〇〇な伝え方をする人は得」「△△のような振る舞いは損」というような構成で読み進めることができます。

例えば、コミュニケーションをとっている相手が話し始めた時、

・相手が話し始めたら「聞き役」に徹すると得

・相手の話をきっかけに自分の話を始めると損

という見出しで、各々の説明が綴られる形です。身近にある例を取り上げて説明しているので、共感できてわかりやすいです。

以下では、筆者ヤスヒがこの本を読んで「自分はこの部分は損しているな」というところをピックアップしていきます。

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この本を読んで僕が「損する人」にあたる項目7選

①相手が話している途中で「要するに〇〇ってことね」と話を要約してしまう

コミュニケーションにおいて、相手は悩みを聞いてもらいたいはずなのにこっちが勝手に話をまとめてしまうのは損。

話を共有したい相手にとっては、こちらは話題を「まとめる」のではなく、「広げる」方が相手が話したいことを気が済むまで話せるので、好印象を持たれやすい。

僕は話を聞きながら、頭の中で情報を整理しつつちゃんと聞いていることをアピールするために「つまりは~ということですね」や「言ってしまえば~ですよね」と、まとめる癖があったので、気を付けないといけないなと思いました。

②相手が話している途中でやたらと質問してしまう

相手が話している途中で質問をして話を中断させてしまうのは損な話し方。相手のペースで話を聞くことに集中した方が良い。質問が多いと尋問みたくなってしまい相手に良い印象は与えない。

これも結構やっちゃいます。聞いてるうちにどうしても気になることができて質問してしまう。逆転裁判(CAPCOMのゲーム)のやりすぎでしょうか?(笑)

基本的には相手が話しているのを遮らない方が良く、もしやむを得ず聞く場合には「ちょっと質問してもいいですか?」と許可をとってから聞くのが良いそうです。

③「私なんて」と自分を卑下してしまう

「そんなことないよ」とフォローを期待する表現。相手に気を遣わせて面倒に思われるので損な話し方。

これって結構あるあるじゃないですか?いつもポジティブ思考ではいられないですし、弱気になった時に思わず出てしまうフレーズのような気がします。でも確かに、「そんなことないよ」は期待してますね。相手に気を遣わせないように改善しないといけません。

④うまくいかない要因に予防線を張る

うまくいったらラッキー、ダメでも予防線を張っているので非難を逃れられる。

「今日は天気が悪いから仕事も上手くいかないだろう」「今は閑散期だから営業で結果が出なくても仕方ない」という予防線は、「いやいや、そんなことないんじゃない?」というフォローをもらえる上に、結果が出れば「意外とやるじゃん!」と評価が上がるよくできたシステムということですが、相手に気を遣わせる上に困らせ、かまってほしい人という印象を与えて結果的に損するそうです。

まさに僕そのものですね。僕を構成する要素の70%ぐらいは予防線といっても過言ではないです(意味不明)

とにかく言い訳魔人なので、人に怒られないように予防線を張りまくることに情熱を注いできました。これも周りに気を遣わせてしまっていたとは…すぐには改善できなさそうですが、意識してみましょう。

⑤相手がせっかくほめてくれているのにそれを否定し続ける

変な謙遜は相手にめんどくさいなと思わせてしまうこともある。

そもそも、相手もそこまで本気でほめようとしていないケースも少なくなく、会話のきっかけでほめただけの場合もある。

これもやっちゃいます。ほめられたら素直に受け取れば良いんですが、どうしても変に謙遜してしまいます。驕りすぎるのも良くないとは思いますが、謙遜しすぎにも注意しないといけませんね。

⑥ギャップ自慢は自己満足

実は〇〇が好きで…というギャップをアピールするのは単なる自己満足。一般的にはわかりやすい人、裏表のない人の方が好まれる。

変な小細工はせず、わかりやすくストレートに自分を表現すべき。

これも損するのか…という感じ。僕は結構狙って意外性を出してしまいがちです。

ある程度交流関係が続いて、タイミングを見て新しい一面を出すことで盛り上がるかと思うタイプでした。

⑦ちょっと否定的なことを言われたり叱られると落ち込む「傷つきやすい人」

一部を否定されただけで、自分の存在が否定されたかのように受け取ってしまう。

否定した側もそんなつもりはもちろんないので、周りに気を遣わせ、何も前進しない。

逆に叱られてもケロっとしている人は、何を言っても大丈夫だと周りから思われているので、コミュニケーションが円滑になりやすい。

これもかなり自覚があります。④の内容にも関連するんですが、あらゆることに予防線を張っているので、指摘を受けることに慣れていないというのも要因の一つかと思います。

いわゆる豆腐メンタルといわれるものですね(´Д⊂ヽ

知り合いの一人に、周りからどんなことを言われてもケロっとしている鋼のメンタルを持つ人がいるので、羨ましいなぁといつも思っています。

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おわりに

さて、ここまで筆者ヤスヒが当てはまる「損な話し方」について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。どれも身近で、やってしまいそうなコミュニケーションですよね。

上記で紹介したことの他にも、数多くの「得な人」「損な人」をわかりやすく説明しているので、興味がある方は是非手に取ってみてください。

ではまた (^^)ノシ

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